注文住宅の中で、最も減額調整のターゲットになりやすいのがトイレではないでしょうか。我が家も希望のトイレは費用面で断念して安価の製品に切り替えをしました。
トイレはTOTO
減額調整の矢面に立ったトイレですが、メーカーはやはりTOTO一択でした。陶器の良さと安心の品質で妻とも意見が一致しましたが、お値段が中々厳しいです。
1階と3階で2つのトイレを設置したのですが、一番希望のネオレストは全くと言っていいほど予算が足りませんでした・・・笑
レストパル
トイレ内に手洗いや収納のどちらも欲しいため、次の候補として挙がったのはレストパルのI型です。トイレのタンクがキレイに隠れ、手洗い付で、収納も確保できると、良いこと尽くしの3拍子です。
色々と金額の比較をしてみるとキャビネット付だと10万円ぐらい高めになり、これまた悩みの種となりました。
レストパル:約33万円
GG1-800:約25万円
ピュアレストQR:約23万円
2つ購入する必要があるので、合計+20万円の費用は中々厳しいので、キャビネットならDIYできないかな…?といざ、挑戦してみました。
キャビネットDIY
トイレはTOTOのGG1-800を選定し、3階に設置しているものになります。
右上のペーパータオルホルダーはDIYしたものです。
木材のカットは全てホームセンターの店員さんにお願いしてしまうので、ボンドでくっつけるだけの簡単な作業です。お手軽に作れたのでキャビネットもこの調子でDIYしてみます。
購入する木材は「ひのき集成材」です。水やカビに対する耐性が強いのもありますが、単純にひのきが大好きなので、ついつい選んでしまいます。
ひのきでもホームセンターに売られているものはそこまで高くなく、ペーパータオルホルダーも1個あたり700円の材料費で済んでいます。
それでは、どんどんと木材をボンドで接着していきます。厚さ9mmのひのき板を両サイドに置き、3つの棚の空間も確保しました。
左側にはお掃除道具やトイレットペーパーが2段重ねても収納ができるように調整しています。
右側はトイレ掃除用にブラシを置いているので、3つの棚は作れず、2つにしました。
右上にはごみ箱を設置して、ペーパータオルをそのまま捨てられるように一工夫を施します。
ビフォーアフター
こちらは1階のトイレになりますが、ビフォーアフターはこのような感じです。
1階には左側にペーパータオルホルダーを設置しているので、そのままゴミ箱の穴にポンっと捨てられるようにしてみました。
商業施設のトイレでよく見かけるクルクル回るダストボックスがありますよね?あれをイメージして作ってみたかったのですが、クルクル回す技術が皆無だったので単純に穴を開けただけで終わりました 笑
レストパルのように背板もつけて、タンクをひのきで隠そうと思ったのですが、設置してみると見た目が少し微妙・・・?と思ったので、このスタイルに落ち着いています。
トイレ1つに対する材料費は木材と金具少々で3,000円未満なので、1階と3階合わせても6,000円程度で作ることが出来ました。
レストパルを購入していたら20万円もかかるはずが、DIYであればたったの数千円です。
もちろん、他の方から見たら出来栄えが微妙…と思う方もいるでしょうが、個人的には大満足の仕上がりです。自分で寸法を測って加工するのでシンデレラフィットになりますし、一つ一つの家具に愛着も湧くんですよね。
そして木材の加工のしやすさは本当に素晴らしく、どんな形にでも化けてしまうのがとても楽しいです。プロのクオリティには到底及びませんが、皆さんもDIY前提の減額調整に挑戦してみてはいかがでしょう。
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