水回りの掃除を毎日行うのは中々しんどいものですよね。
我が家は共働き世帯なので掃除の時間が週に1回程度と少なめです。2020年11月に得た新築ですが、定期的に掃除をする!と心掛けていても「憎きウォータースポット」が付着してしまいました。
情報収集してクエン酸などを試してみても中々効果は得られず・・・。そんな時に意外な商品を用いたところ、ウォータースポットが完全に消えました。
あまりにも綺麗に落ち感動したので、洗面器のお掃除で悩まれている方の助力になればと思います。
洗面室
日本の水道水は世界トップクラスの安全性で、しかも非常に安価と誇るべきものですが、水道水に含まれるミネラル分が洗面器についてしまうと、美観を著しく損ないますよね。
なんとかして取れないものか、と奮闘した経緯をご紹介です。
我が家の洗面器・洗面ボウルです。
セラトレーディングのショールームで一目惚れした、ベッセル:DV232848といった商品です。
この丸いフォルムが可愛いこと、水栓が洗面ボウルの中に綺麗に収まっているのがとても良いです。水栓の根元に水が留まることによる、水垢・黒染みを未然に防ぐのを期待しています。
ただ、引っ越し後1ヶ月程度は忙しくて掃除の時間が全く取れず、サボり気味でした。
その結果見事に「憎きウォータースポット」が付着してしまったのです・・・。
日ごろのメンテナンス
ウォータスポットが付着してから「これはマズい・・・!」と掃除道具を一式用意しました。せっかくの新築ですから、あらゆるところを綺麗な状態に保っておきたいですからね。
現在使用しているお掃除道具セットです。
ウタマロクリーナー・超撥水スプレー・吸水クロス・マイクロファイバー・スポンジの5点セットになります。
一家に一本というのは大げさかもしれませんが、ウタマロクリーナーは何にでも使えるので重宝しています。
掃除の箇所によって各々の洗剤を揃えるとゴチャゴチャしますから、洗面掃除・お風呂掃除・キッチン掃除・トイレ掃除と家中のお掃除をこれ一本で回しています。
ただ、いくら万能なウタマロクリーナーさんでも頑固なウォータースポットには効果がありません。
これ以上増やさないようにするために撥水コーティングの商品を買ってみたところ、これが本当に弾く。弾く。面白いほど水が浮いてくれます。
ホームセンターでも見かける製品です。
表面にコーティングがされ、面白いほど水を弾いてくれますので新たなウォータースポットの付着が皆無になりました。
日ごろのお掃除もササっと楽になるかな?と思いましたが、水玉が残り続けるのでタオルで吹き上げる必要は残ったままです。なので、新たな汚れが付着しにくい。といった利点をメインで考えています。
陶器の上にコーティングをするだけなので、既存のウォータースポットは残ったままです。
これがどうにも汚く見えてしまって、どうにか出来ないか試行錯誤をしていました。
クエン酸で対処
水道水のミネラルに対して、クエン酸が有効的!という情報を入手し、いざ実践してみました。
が、あえなく撃沈・・・。そもそも撥水コーティングを付与している状態なのでコーティングの下にあるウォータースポットには全く効果が得られませんでした・・・。
何もコーティングをしていなければ効果があるのかもしれませんが、私の場合は成果ゼロ。そんな時にウォータースポットと言えば・・・?自動車でも定番だな・・・?とふと思ったのです。
カー用品のウォータースポット除去剤
以前、オートバックスで購入したカーメイトのウォータースポットを落とす製品です。
白い洗剤を付属のスポンジにつけて軽く擦るだけでピカピカになるとの謳い文句で、私の愛車のフロントガラスに使用していた残り物です。
自動車のガラスに使用できるほどなんですから、洗面器の陶器に使用しても問題ないだろうと裏面の注意書きを読んでみると・・・
「用途以外に使用しないこと。」と記載されていました。ウォータースポットを取るためという用途には変わりないので、拡大解釈して使用しましたが、あくまで自己責任です 笑
ボトルから研磨剤を取り、スポンジで軽くゴシゴシすること数秒。
水でササっと流してみると、あら不思議。撥水コーティングの効果が消え去りました。
第一段階としてコーティング剤を綺麗に剥がせたことが一瞬で分かりました。
これは期待できる・・・!!と続いて吸水クロスで水を吸い取り、マイクロファイバーで拭き上げしてみると・・・・・!
ウォータースポットの完全なる除去!!!
正直ここまで綺麗に落ちるものだと思っておらず、記事にするつもりはありませんでした。
そのため、ビフォー・アフターの比較画像がないのです!笑
でも写真で分かりますよね?ウォータースポットが全くないのが。
更に陶器に傷も全くついていません。自動車のフロントガラスにも使用できるものですから、当然と言えば当然でしょうか。
もちろん、強くゴシゴシ!とやってしまうとリスクはあるので軽く行った方が無難です。それでも驚く程キレイに落ちました。
ちなみに、水玉の水滴になっているのは撥水コーティングを行った後に撮影したためです。
こんな感じでコーティングされるので水の拭き上げが必要となり、完全なメンテナンスフリーは期待できませんが、汚れの付着防止には期待できるので便利なのは確かです。
Amazonにはカーメイトの製品が販売していないようですが、類似製品のソフト99でも効果は発揮されると思います。
清掃手順
1回の清掃でウォータースポットはあらかたキレイになりましたが、若干残る部分もありました。2回、3回と繰り返していくと完全に除去できたのでウォータースポットでお悩みの方はやってみる価値はあるかと思います。
私が行った手順を簡単に下表にまとめてみました。
手順 | 工程 |
---|---|
1 | ウタマロクリーナーとスポンジで掃除 |
2 | 吸水クロスで拭き上げ |
3 | マイクロファイバーで拭き上げ |
4 | カー用品のウォータースポット除去剤で掃除 |
5 | 水道水とスポンジで掃除 |
6 | 吸水クロスで拭き上げ |
7 | マイクロファイバーで拭き上げ |
以上の工程でウォータースポットが一部分残っていれば、4に戻りウォータースポット除去剤で再度残っている箇所のみ掃除します。
私は工程4~7を2回繰り返したところウォータースポットの完全除去が行えました。
なお、普通のタオルを使用しない理由は繊維が落ちて掃除がしづらいからです。マイクロファイバーは比較的繊維が落ちにくいですし、安く買えますので洗面室用にストックされるのをオススメします。
さらに吸水クロスを使用すると水の拭き上げが非常に楽になります。マイクロファイバーだけでも拭き上げは可能ですが、マイクロファイバー自体が濡れすぎると完全な拭き上げが出来ないんですよね。
その点、吸水クロスは比にならない程グングン水を吸ってくれます。その後に乾いたマイクロファイバーで吹き上げると、その後のウォータースポット剤やコーティング剤がやりやすくなります。
吸水クロスはニトリのものを使用していますが、Amazonでまとめて購入されるのが楽かもしれません。
私が日常清掃兼ウォータースポット除去に使用したお掃除道具セットは以下のリンクの通りです。
全て購入しても約3,000円程度と非常にリーズナブルなので、ウォータースポットに悩まれている方は非常にオススメです。
ホームセンターであれば、まとめて購入することもできると思いますので、目で見て確かめたいという方も参考にしていただければ幸いです。
いつもきれいな状態なお家になれるようお互い頑張りましょう・・・!
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