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工期遅延?不安な日々

注文住宅 工期遅延?

注文住宅の着工は5月に始まり6月に上棟し、10月末に引き渡しのスケジュールとなっていますが、何やら工事が思ったように進んでいないようで、工期遅延に伴い引き渡しが伸びそうな空気になっています。

目次

工期遅延

建築士さんと工務店の現場監督は毎週1回は必ず打ち合わせを行っており、スケジュールの管理等をしていただいています。

施主の私たちは月に1回程度、現場へ向かい、状況の説明や変更点の報告を受け、承諾をするか否かの最終決定をすることを行っています。

施主の打ち合わせが月に1回というのは少ないのか?というのは分かりませんが、建築のプロの方が毎週1回打ち合わせを行っていただいているのであれば問題ないのかな?と解釈しています。

コロナ禍の影響?

当初よりコロナ禍の影響による工期遅延は許容しなければならない、と思っています。

しかし、現実的な問題として工事を担当して下さっている大工さんは2名のまま継続しており感染の影響があった訳ではありません。

ビル・マンション・公共事業等の大規模な工事であれば大多数の方が働き感染防止のために働く現場の人を減らさざるを得ない。といったことは大いに考えられますが、個人住宅の場合はどうでしょう?

大工さんの人数も変わらず、木材等の材料の納品が遅れたという話も聞いていません。

2020年3月あたりではトイレや洗面等の設備類が納品できない。と現場は混乱していたようですが、我が家の設備は10月中を目途に入れる予定なので、供給面も問題ないはずです。

以上のことからコロナ禍の影響で工期が遅れているというわけではなさそうです。

純粋な遅延?

自然現象等の遅延ではなく、単純に施工の速度が想定より間に合っておらず遅延しているのかと思っています。

7月、8月の打ち合わせの時は配線工事が難しく、どこに通すべきか?で何度も打ち合わせを重ねてくれたようです。9月の現時点では既に施工完了したようなので一安心しています。

ただ、9月中の予定としては断熱材等も施工が終わり、壁が出来上がる予定で、階段も同時に施工される予定でした。

断熱材と壁との細かな調整を行っているようで、階段自体の施工は未だ進まず遅れが目立っているように思えます。

もちろん、大工さんが細かい調整をしてくださっているのは大歓迎です。パパっと施工されるより丁寧な工事の方が良いのは当然ですから。

竣工時はどちらの施工も同じように感じるようですが、丁寧な施工をしてくださった住居は数年後・10数年後に大きな違いとして現れてくる。というお話を聞いたことがあるので、丁寧に行ってくださっている大工さんには感謝しています。

スケジュール管理不足?

丁寧な施工に遅れは付きものかもしれませんが、それを見越したスケジュール管理をするのが現場監督の仕事では?と思うのもしばしば。

あくまで施主側の考えではありますが、各々を想定して住宅引き渡しの日にちを決め、契約書を締結しているのだと思っていますが・・・。

遅延損害金

工務店の方と交わしている契約書は民間(旧四会)連合協定工事請負契約という一般的な条項が定められているもので締結しています。

この契約書には遅延損害金の記述もあり、施工側の不備による遅延に対しては

請負金額の年率10%を日割りで工期遅延として請求可能のようです。(2020年9月時点)

以前は料率10,000分の4(年率14.6%)だったようですが実効性・相当性の観点から10%へ引き下げが行われています(2009年5月改定)

ただし、出来高部分の請負代金相当額を控除することも併せて廃止されているようです。

例えば3,000万円の建物で2,000万円分が既に出来ていたと仮定しましょう。

履行遅延としての損害金は出来高分を除くと1,000万円に料率をかけることになるので、施主側としては不利ですよね。

引き渡しが出来ていな時点で出来高分を控除するのは適正ではない、という観点からの改正かと思われます。それに伴い料率も14.6%から10%へと引き下げされている訳です。

請負金額3,000万円で計算すると?

さて、私たちの場合は3,000万円で請負金額を締結しています。

この遅延損害金が税込なのか税抜なのかよく分かりませんが、とりあえず3,000万円で計算してみます。

3,000万円×10%÷365日=約8,220円/日と求められます。

1日で約8,220円を履行遅延として請求することが出来るようです。

一ヶ月を30日で計算すると約25万円なので、中々大きな金額です。

とはいえ、契約書通りの時期に引き渡しが出来ることが一番嬉しいですし、遅延損害金という名目が新築に適用されるのも正直どうなのだろう?と思います。

出精値引きに切り替わるのかもしれませんが 笑

建築士さんも監理業務をしてくださっていますし、大工さんも頑張ってくださっています。工務店の現場監督さんも同じように連携して下さっているので、10月末にどうなるのか信じてみようと思います。

とりあえず、2020年9月下旬の打ち合わせ時に進捗報告を聞きに行ってきます。

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