注文住宅を考える際、皆さんが計画されるトイレの数はいくつでしょうか?
最近は2つを求める方が多いと聞きますが、我が家のトレイ事情も1階と3階に設置する予定です。
建築士の方から1つの案も出ましたが、夫婦ともに2つは必須との結論に至りました。
実家の環境
私の実家・妻の実家、共に1階と2階にトイレがありましたので、設計当初からトイレの数は2つとして考えていました。
狭小住宅なので収納スペースを確保するため、建築士の方から1つの案もあり、検討しても良いかな?と妻と話し合ってみると、2つは出来る限り欲しい・・・とのことでした。
男性の習慣
それぞれの家庭、人によるかと思いますが、2つ必要な理由として男性によくある習慣を挙げていました。
男の人ってトイレに行く時間って決まってない?
朝は同じ時間にするイメージがあるんだよね。
私の父がそういうタイプで朝の時間は空けてないとダメ。って思うのは大変だったかな。
それに女性は出るタイミングを逃したら、次のタイミングが中々掴めないんだよね。
だから、お互いが被ってもストレスを感じないように2つあると嬉しい。
という意見でした。
この話を聞いたときに「あっ自分もそうだったかもしれない…。」と脳裏を過ぎりました。
学生の時は毎朝似たような時間にトイレに行っていたような…。
今はそういうことが無くなりましたが、思い当たる節は確かにあります。
そして筋力が少ない女性はタイミングを逃すと辛い心境もよく分かります。
せっかく建てる注文住宅なのですから、なるべくストレスフリーな環境に近づけたいですよね。
ということで2つは必須事項となりました!
2つのグレードは?
トイレが2つの場合、どちらかの一方を安価に押さえるケースが多いですよね。
1階は来客も兼ねて、デザインもオシャレなタンクレスを設置する。
その代わり3階は家族しか使わないので手洗いタンク付きにしてコストダウンを図る。
予算があればどちらもタンクレスで豪華にしたいものですが、減額調整の末、片方のグレードを下げることは珍しくありません。
ただ、私たちはどちらも同じグレードの商品を計画しています。
理由としては、片方がハイグレードなトイレであれば、使用頻度が一方に偏るからです。どちらも適度に使用したいので、1階と3階のトイレは全く同じものを入れようと話し合っています。
設備比較
現時点では、トイレはTOTO。という印象が強いです 笑
2つのトイレは同じグレードの物を入れたいので、ネオレストを入れようとしたら予算オーバーで結局、減額調整することになりそうなので最初からランクを下げてみました。
ただ、せっかくですので金額比較をしてみましょう。
ネオレスト
予算に余裕があるのであれば、是非とも導入したいTOTOネオレストです。
ウォシュレットと便座が一体型のタンクレストイレで、スタイリッシュなデザインに惹かれます。
LIXILではサティスが競合品として有名ですね。
本体の定価は約40万円(税込)ですが、手洗いカウンターは別途手配になり、画像の商品をそのまま入れようとすると別途で約60万円ほど必要になります。
トイレ1つの空間を創出するのに約100万円を計算しておく必要があるわけです。
立派なカウンターが不要だとしても、手洗いボウル・水栓は別途で必要になりますので、10万円以上は予算に組み込む必要があります。
ネオレスト+手洗いボウル+水栓+工事費用を考えますと最低でも50万円~でしょうか。
中々ハードルが高いんですよね。
トイレに重きを置く方もいらっしゃるかと思いますが、ここに費用をかけるのであれば、キッチンの設備等にお金をかけたいと思っています。
レストパル
収納力が高いお家ではないので、トイレ用品の収納スペースが欲しい。という理由からレストパルを検討しています。
こちらはタンク付きで、背面に手洗い器が備え付けられているシリーズになります。
LIXILでいうとリフォレの立ち位置になります。
中央の位置にはタンクが入っていますので、両端の扉が収納スペースとなります。
豊富なスペースというわけではありませんので、トイレットペーパー・掃除道具・生理用品を取捨選択して保管するようになるかと思います。
定価は約36万円(税込)です。
地面に浮くタイプは10万円増の約45万円(税込)になりますので、選択肢から外れました 笑
レストパルは手洗い器を別途で用意しなくてよいため工事費用も比較的に抑えることが可能です。もちろん手洗い器をつけることも可能です。
本体36万円+工事費用を考えますと、2つ導入したらレストパルでも結構な費用になりそうです。
まだ見積もりすら依頼していない状況ですが、早々にリストラ候補です 笑
ピュアレストEX
色々調べていて最有力候補になっているのがピュアレストになります。
シリーズはQRとEXがあり、QRの方が安価で割引率もかなり高めになっています。
QRはタンクの形状が四角で、便座のフチに窪みがあります。
EXは写真のとおり、タンクの形状は丸みを帯びて、便座のフチはフラットです。
ピュアレストEXは組み合わせ便器となっていますので、3パーツ必要になります。
No | 商品 | 定価(税込) |
---|---|---|
1 | 便器 | ¥63,250 |
2 | タンク | ¥63,690 |
3 | ウォシュレット(S1A) | ¥117,920 |
ウォシュレットは自分で好きな商品と組み合わせられます。
アプリコットシリーズが人気でオート洗浄タイプになります。
流し忘れが起きないように、自動で洗浄してくれるタイプですが、流れてほしくない時にも流れてしまうので、洗浄ボタンを押して流すタイプのS1Aを選択しています。
さて、この3つを合わせると約25万円(税込)です。
レストパルが約36万円でしたので、背面の収納ボックスの価値は10万円といったところでしょうか。
一気にレストパルの背面収納の価値を見出せなくなりました・・・笑
これならDIYで自分で収納ボックスを作った方が安上がりになりますし、2つとなると費用の削減も結構な額になりそうです。
ちなみに、ピュアレストEXのネット相場を見ますと、便器+タンクのセットで約8万円でウォシュレットは約7万円です。
3点セットで15万。トイレ2つで30万円と費用の圧縮に成功できる計算です。
ここに設置工事費用等がかかりますし、工務店の卸値はもう少し高いでしょうから30万円というのは無理だと思いますけどね。
DIYも検討
Googleで「トイレ DIY」と検索すると、ピュアレストEXの背面部分を収納にするDIYが相当数HITします。
木枠で囲うだけのDIYで簡単に出来そうだと思いますので、レストパルを廃止してピュアレストEXに切り替えをしていく予定です。
なお、DIYが苦手で無理・・・!という場合は
こういった縦型トイレラック、スリムタイプのワゴンを購入するというのも手ですよね。
デザインの統一感も当初から、この商品を入れると決めていれば違和感なく導入できそうな気がします。