工務店との建築請負契約を無事に締結し、地鎮祭・地盤改良工事の前にご近所さんに挨拶回りをしてきました。
昨今の新型コロナウイルスの事情から挨拶回りをすべきか悩みましたが、工務店の方はお互いの顔を見て一言伝えた方が工事中はもちろんのこと、今後の新居での近隣関係もスムーズにいく。というアドバイスもあり実行しました。
挨拶回り
土地柄によっては挨拶回りが大規模になることもあるようです。
お隣さんだけでなく、地区全体や自治会長さんにも挨拶を行う。という情報も見かけました。地域コミュニティがしっかり整っているところでは広範囲に行うようですね。
私たちが住むエリアは東京なので、正直なところ地域コミュニティは密接ではありません。
良し悪しは別として、マンションの隣同士ですら顔を知らない。なんて人も多いのが東京ですからね。
主体は工務店
挨拶回りで施主は何を準備すればいいのだろう・・・?と思っていましたが、基本的に何も準備する必要はありません。
実際に工事を行うのは建築を請け負った工務店なので、着工日や工事終了予定日等の説明を工務店の方が行います。
私たちの場合は現場監督さんが一緒に来てくださり、挨拶と説明を行っていました。
最後の最後に「施主の○○です。ご不便をおかけしますが~」という定型文の挨拶をしてお終いです。
建築士の方も同席はしていましたが、特に何もアクションは起こさずに淡々と進んでいきました。
粗品
色々な情報を見てみると、工務店はタオルを配るケースが多いと思いました。
同じようにタオルを配るのかな?と思っていた所、しっかりとした包装紙で包まれた粗品が準備されており、見た感じは2,000円~3,000円だと思います。
これも土地柄なのか分かりませんが、思った以上にしっかりとした物を渡すものなんだなぁと感心です。
正直、名入れのタオルを貰ったとしても嬉しくはありませんからね・・・。
ご挨拶の数
狭小住宅なので住宅が所狭しと建っているエリアです。
お隣さん :5軒
ご近所さん:2軒
お向かい :4軒
以上の11軒にご挨拶をさせていただきました。
ですが、ピンポンのチャイムを押して出てこられた方は3軒のみでした。
見ず知らずの人が急にインターホンを押しても居留守を使うケースは多々あると思いますので、想定の範囲内でしたので、この時のために「書中をもってご挨拶と代えさせていただきます。」というお手紙は準備していました。
緊急事態宣言が発出されている中で対面での挨拶を悩んでいた訳なので、11軒分の挨拶状は事前に作成済みで、全てポスティングでも良いかな?と思っていたぐらいです。
なお、玄関前まで出て来てくださった3軒の方は全て印象が良く「ご丁寧にどうもありがとうございます。」と言われると、挨拶回りしておいて良かったです。
ただ、留守中の方には日を改めて2度、3度と伺うつもりはなく、挨拶状をポスティングして終了しています。
施主として行ったこと
上述した通り、正直何もしていません。
段取りは全て工務店の方が行ってくれましたので、後ろに立って挨拶をする程度です。
もしも不在だとしても、工務店側が工事のお知らせの紙をポストに入れてくれましたので、手ぶらでも問題なかったと思います。
挨拶状
今回は新型コロナウイルス感染症に伴う事態でしたので作成しましたが、通常時はそこまで気にする必要はないように思えます。
どうしても気分が悪いという方は施主用の挨拶状を準備した方が良い思いますが、工務店側でもお知らせは作ってくれます。
そもそも施主が挨拶回りを行わず、工務店のみで行うケースも多いようですから。
挨拶の大切さ
ただ、やはり人と人が顔を合わせて挨拶をするというのは大切なことだと思います。
今後の工事で何かしらのトラブルがあった時の展開は雲泥の差があるでしょう。
「あの時に挨拶に来てくださった方ですね。お気になさらなくても大丈夫ですよ。」
多少なりとも面識があればこのような回答が期待できると思います。
しかし、顔も見たこともない、見ず知らずの人がトラブルを起こすと反応はどのように変わるでしょうか?一般常識的に考えて不信感は高まると思います。
工事期間中はガンガンと音が発生して不快な気持ちになる訳ですから、ちょっとしたトラブルが後々の大きな火種とならないよう、良好な関係を築いて行きたいものです。
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