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天窓(トップライト)を設置して2年経過しましたが、良いこと尽くしです。

注文住宅で施工してもらった天窓ですが、採光力が素晴らしくとても明るいです。

注文住宅に天窓を施工してもらい、2年が経過しました。
実際に生活してみた感想を記載していきます。

建築家の方にオススメされて施工していただいた天窓(トップライト)ですが、あまりの快適さに毎日幸せな日々を過ごしています。ほぼメリットしかありませんが、それぞれについて記載していきます。

目次

天窓(トップライト)

我が家の天窓はベルックス製で、片流れ屋根に4箇所ついています。予算の都合上、2枚はフィックス(固定式)で2枚はオープン(手動開閉式)にしています。本当は全てを電動開閉式にしたかったのですが、予算オーバーで泣く泣く削りました。

2年間生活して感じたメリット

魅力を感じているの3点挙げますと、まず「採光力」で、次点は通風と換気、最後に眺望です。

採光

何より素晴らしいのが明るさで、今まで住んでいた住居は何だったの・・・と思うぐらい明るいです。朝から夕方まで照明が不要なのは何とも嬉しい気分に浸れますし、曇り空でも太陽光の光を拾ってくれることを驚きました。ただ台風クラス等の分厚い雲が入ると流石に暗くなってしまいますが、1年を通して数える程度しかありませんので、日中に照明をつけることはほぼありません。

日中も安定的に明るくするための設置条件は「北側に天窓を持ってくる」ということのようで、天窓は全て北側に設置してもらっています。太陽光が直接当たらないため、夏でも暑くならずに、明るさだけを取り入れられています。そして太陽光に当たると身体の調子が良くなった気がします。人間は太陽光に当たって調子を整えるという話もあるぐらいですから、毎日、明るい部屋で過ごすと本当に快適で気持ちが良いです。

通風・換気

カタログ上では普通の窓に比べて、通風効果が2倍~4倍と書かれていたので、かなり期待をしていましたが、正直なところそこまでの通風効果は感じられません。

普通の大きな窓を開けた方がビュンビュンと風が入ってきます。狭小住宅かつ、住宅密集地なので壁の窓からの風は微妙かな?と思っていましたが、ビル風(?)のような影響で結構な風が取り入れられます。

ただ、天窓の通風効果が全くないというわけではなく、開ければ空気の流れは通ります。1階から3階に風が抜けていくのも分かりますが、2倍~4倍というカタログ上の数値は正直実感できていません。何より「目に見えない」のでどのくらいの風が出入りしているのか分からないんですよね。

また、夏はドラフト効果で暑い空気が天窓を通して抜けてくれることも期待しましたが、これまたあまり効果を感じられませんでした。普通に3階は暑いです 笑

2階と3階の室温差を無くすためにサーキュレーターを使用しましたが、こちらのほうが断然空気の流れが作れて均一な室温に出来ました。ちなみに使用しているサーキュレーターはバルミューダのものです。少しお高めですが、中々の性能で満足しています。

眺望

最後のメリットですが、眺望の良さは異常です。天窓の真下に寝転んで空を眺められる環境の素晴らしさと言ったら何とも言えません。雲が流れていくのを、のんびりとリビングから眺められるとは思ってもいませんでした。

また、何も遮るものが存在しない空間があるというのも開放的で、家の中がとても心地よい空間となります。

天窓のデメリット

あまりデメリットというデメリットは感じませんが、2点ほど上げると掃除のしにくさと暑さ対策でしょうか。

掃除が出来ない

3階の位置についているので掃除が出来ません。窓自体に汚れがつきにく加工が施されていますが、それでも汚れないわけではありません。

そのため、定期的に業者さんを呼んで掃除をする必要があるようですが、私はまだそこまでの段階に至っていません。強い雨が降れば、それで汚れはある程度落ちますし、少々の汚れではさほど気にならないからです。

暑さ対策

天窓を検討されている方で、不安に思う一つが「暑さ対策」ではないでしょうか。中には天窓にブラインドがセットとなっている商品もありますが、これは設置場所次第かと思います。

Low-Eなどの窓を採用しても、直射日光が窓経由で当たると暑いことには変わりがありません。なので、天窓を「南側」に設置すると夏場は常に直射日光が当たり、かなりの暑さになると思われますので、南側に設置する場合はブラインドは必須かもしれません。

ただ、私たちのように「北側」に設置すれば、そのデメリットは無くなり、明るさだけを取り入れることが可能です。太陽光も直接入ってこないので、天窓のせいで暑くなったということを感じたことはありませんでした。

なので、実質的なデメリットはメンテナンス性の悪さでしょうか。窓掃除が出来ないぐらいしか思いつきません。

設置の検討オススメします!

今の窓の技術はとても高くなっており、掃除をしなくても自然の雨である程度の清掃が出来てしまうのが素晴らしいです。何より採光・通風・眺望の大きなメリットが生まれますので、優先的に採用されることをオススメします。

明るいおうちというのは、本当に快適でずっと家に居たくなる気持ちも生まれますし、太陽光と取り入れることによって子どもの成長にも寄与するようです。

製品自体は、日本の市場をほぼ独占している「ベルックス」一択になると思います。YKK APも天窓を展開していますが、OEM製品で製造しているのは「ベルックス」ですので、最初から大元であるベルックスを選択しておけば間違いはないと思います。

後は、予算に都合がつくのであれば電動がオススメです。電気系統を使うので故障リスクが出来てしまいますが、手動は若干面倒に感じています 笑

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