愛車のミニクーパーのトランク問題です。DIYで補修しましたので、皆さんのご参考になれば幸いです。
トランクの水漏れ
トランクルームの下部分に非常用などの荷物を入れるスペースがあり、そこの荷物を動かそうとしたら、水滴がポツポツとついていることを発見しました。
夏場でクーラーもかけていたので、もしかしたら”結露”かな?と思い、あまり気にしていませんでした。
数日後に水滴がついたままだとカビるかなー?と思い、軽く拭くだけはしておこうと思い、トランクルームの下収納を再度見てみると結構な水滴がビッシリと・・・。
一通り拭き終わり満足していたところ、下の部分は大丈夫かな?と思い開けてみると「水浸し」でした。
どうやら豪雨の時に雨水がトランク内の下部に侵入していたようです。炎天下の中で車内が暑くなると蒸発して、トランクの収納部分まで水が侵食していたようです。
原因はどこだろう・・・?とひたすら水をかけてみます。一般的な侵入箇所はリアゲート(トランクの扉)のゴムパッキン(ウェザーストリップというようです)が劣化していることが多いようです。
ヒビ割れ箇所が特定できれば、ゴムパッキンを丸ごと交換するか、部分補修をすることになります。ただ、水をかけてもかけても水漏れの現象が起きませんでした。
ゴムパッキンはとてもきれいな状態のままで、ひび割れもありませんでした。残りの要因としては、トランクルーム内の通気口から水漏れです。扉をバタン!と閉めた時の空気を逃がす役割があるようです。
空気を逃がすということは外部と通じていることを意味し、ここからも水漏れを生じる可能性が高いようです。この黒い枠の外側にもゴムパッキンが施されており、ここからの侵入経路をとりあえず防ぐことにします。
使用した道具
専用道具は特に使用せず、一般的に売られているバスコークを使用しました。セメダインの防水シールで、キッチンやお風呂場に使うコーキングタイプの物です。
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施工
基本的なコーキング作業としては、マスキングテープを貼る下処理をします。ただ、今回は見えない箇所ですし、マスキングテープを貼るのも苦戦する場所だったので、そのままコーキング材を隙間に塗り付けていきます。
最初は黒い通気口の外側の枠に直接コーキング材を塗っていましたが、付属のヘラの先端にコーキング材をつけてから塗り付ける方がしっかり塗れました。
特に下側は作業スペースが少ないので、ヘラにつけてからでないとしっかりコーキング材が入り込んでいきません。
また、作業は車内側からではなく、外側から屈みこむようにやった方が作業性が断然楽でした。
作業時間的には10分~20分程度の軽作業です。ひたすらコーキング材を”塗り込む”だけの作業なので、一般人でも問題なくできました。
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当初から洗車しても水漏れは発覚せず、普通の雨でも浸水は確認できませんでした。台風などの豪雨の時に雨による水漏れが生じるかを継続的に見ていきます。土砂降りの雨でもトランク内に浸水していなければ問題ないので、とりあえずの作業は一旦終了です。
なお、リアゲート(トランクの扉)のゴムパッキンがヒビ割れした場合でも、このバスコークのコーキング材を塗って補修する予定でした。どちらの用途にも使えますし、1回で全てを使い切るわけでもないので、一つ購入しておくのもオススメです。
自動車で使えなければ、本来の用途であるキッチンのシンクやお風呂場のコーキング作業でも使えますからね。ちなみに付属のヘラがすごい優秀だったので、購入される際はヘラ付のものがオススメです。
最後に使用したバスコークのリンクを貼っておきます。
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