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現場打合せ。天窓(トップライト)の設置がされました

トップライト 天窓 ベルックス

上棟して約2ヶ月が経過して天窓の設置を含め、窓の全般が設置されました。

以前の記事(上棟後の天窓と3階から見下ろし風景)では約1ヶ月後に設置されるという工程を伺っていましたが、なんやかんやで少々遅れ気味で施工されたようです。

コロナ禍でありますし、7月は異常ともいえる雨続きでしたから後ろに伸びてしまうのは仕方ないですね。

目次

天窓

メーカーは以前もご紹介しましたが、ベルックス社が取り付けられています。

2つをフィックス、2つは手動開閉の合計4つです。

施工前と施工後

トップライト 天窓 ベルックス
トップライト 天窓 施工前と施工後

 同じ角度からの写真ではありませんし、太陽光の明るさもあまり伝わりませんね・・・笑

実際に目で見た感想としては、太陽光を遮るものが全くないので感動する明るさです。

3階に設置されていますが、2階のLDKと3階の子供2部屋に天窓の光が落ちるように設計していだたいてます。

3階からだと隣家の屋根などが見えますが、2階のLDKから天窓を見上げると遮蔽物は全くなく青空が広がっています。

夜になればキレイなお月様が見られそうで楽しみです。星空は都会のため比較的明るくなってしまうので無理でしょうけどね。

天窓のデメリット

都会の狭小地ということもあって、採光を取るための天窓として機能はしていますが、天窓にもデメリットは当然あります。

雨水侵入や夏は太陽光で暑すぎる。といったところがよく挙げられます。

雨水については我が家の場合は急傾斜の屋根となっていますので、水はけは相当良いですし、ベルックスの製品保証でも雨水漏れは10年保証がついています。

10年は漏れないという自信があるからの品質保証な訳ですが、20年後・30年後に一気に劣化するものなのかは分かりません。当ブログが20年後も存続していればお伝えしようと思います 笑

 

もう一つの夏は暑くなるのでは?という懸念です。

色々と天窓を設置された方のブログを見てみると、20年前につけた天窓は大失敗だった。というのをチラホラ見かけます。

この20年で技術は飛躍的に向上していますし、Low-Eトリプルコーティング・複層ガラスの仕様が標準です。

日射侵入71%カット。UV96%~99%カットと素晴らしい遮熱性能だと思います。

ただ、数値上は素晴らしくても実際の窓際の室温がどうなっているのか?はモニタリングしてみたいと思います。

引き渡し後になるので、冬や夏の温度差を見られるのは1年後ですね。さすがにそこまではブログをは続けていると思います 笑

 

通風効果

天窓のメリットとして採光もありますが、通風が促せるというメリットがあります。

空気は温まると上に行く性質があり、煙突効果とも言われますね。

そのため、天井付近に開閉できる窓があると温まった空気を外に逃がせるので排熱できます。

そして空気が外に出るということは、その分空気が外から入ってくることを意味しますので空気の流れが生まれるわけです。

風通しの良い居住空間が望めるわけですが、実際問題どのくらいの風の流れがあるのかも今後見ていきたいですね。

①壁面の窓を開け、天窓は閉まっている状態

②壁面の窓と天窓をどちらも開けている状態

スズランテープでもぶら下げて、どのくらいふわふわと漂うのか試してみたいです。

 

ただ、風が抜けて気持ち良くなりそうではありますが、万が一にでも火事になったら家全体に一気に広がるかもしれません。

2019年7月に起こった京都アニメーション放火殺人事件は記憶に新しいです。

この事件は螺旋階段が吹き抜けになっており、風が1階から上階まで一気に流れるよう設計されているみたいでした。

そのため火の回りも非常に早く逃げ遅れてしまった方が多かったとのことです。

そのため、吹き抜けや天窓がある場合は特に火災に注意しなければなりませんし、今後の基準が厳しくなるのかもしれません。

自宅で火災が起きるのは稀かもしれませんが、常に注意しておきたいです。

 

ハイサイドライト

ハイサイドライト

3階の南側に施工されている出窓と少し高めの窓です。

上の窓をハイサイドライトと呼んでいいのか分かりませんが、約3m程の高さに位置しています。

上下ともに開閉可能なタイプの窓なので、こちらも通風効果が望めそうですが、南側かつ隣家が2階建てなので遮蔽物がなく太陽光がサンサンと当たります。

天窓は北側なので直射日光ではなく暑さは軽減できると予想していますが、南側のハイサイドライトは確実に暑いと思います・・・。

ただ、居室やLDKには直接は面しておらず、吹き抜け階段の上につけられている窓なので、大きな影響は起きないだろう。という考えのもと設計されているようです。

 

自然の風を。

当初から夫婦の考えとして、裸足で過ごして自然の風を感じたい。というのが希望でした。

裸足なのはヒノキの無垢フローリングで感じ、自然の風は天窓やハイサイドライトで感じられそうです。

そのため、一般的には望まれる高気密性はさほど求めておりません。断熱は欲しいですけどね!

大手ハウスメーカーには全館空調で一年中快適な室温で過ごせるシステムも開発されていますし、それはそれでとても心地よい居住空間が望めると思います。

こればかりは施主側がどのような好みなのか?それに適した地域なのか?によって変わりますからね。

北海道・東北であれば冬場の寒さが厳しいので高気密・高断熱は必須でしょうが、東京都でそこまで求めるのはオーバースペックなのかな?と思うのもしばしば。

もちろんお金があればハイスペックを求めていきたいですけど現実的に考えると何かを捨てていくことになると思います。

そのため、我が家はハイスペックな窓ではなく、標準的な防火窓Gが施工されています。

準防火地域の注文住宅 窓の価格が高すぎる。の記事で色々と窓の比較をしてみましたが、結局はYKK apの防火窓Gに落ち着つきました。

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