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地盤改良費の見積もりが確定しました。

地盤改良費 お金が飛ぶ

前回の記事(地盤改良費の見積もり結果。想定外の出費に)に引き続き、地盤改良の工法について、設計事務所から回答がありました。

目次

地盤改良費

前回までのお話を簡単に説明しますと、鋼管杭の地盤改良費100万円の提示を受け代替方法としてシート工法の一つであるGRRシート工法 の適用の有無を検討していました。

その結果が2週間の時間を経て出ました。

GRRシート工法

結論から申しますと不可で、理由としては以下の2点です。

No 理由
1 軟弱な地盤が深いこと
2 地中梁を採用していること

構造事務所の先生の見解とメーカーの見解なので、GRRシート工法は選択肢から消えました。

シート工法のメリットは大いにあったと思いますが、致し方ないですね。

地中梁

ここで私の知らないワード地中梁(ちちゅうばり)が出てきました。

構造設計図を見てみると、確かに地中梁と書いてあります。地中に梁が埋まっているんでしょうか?と思い調べてみたところ、名前のとおりそのままでした。

基礎の一部を深く掘り、コンクリートを流し込み梁のようにして強度を上げるようです。鉄骨やRC構造のビル等に用いられるようで、住宅用にも転用されている工法のようです。

一般的な木造住宅では用いられることがなく、大手ハウスメーカーでも採用する事例は稀なようです。

構造計画を必要とする木造3階建ての場合に採用される工法なんでしょうか・・・?

情報が少なく完全に理解が出来ているわけではありませんが、ここらへんの構造計画は構造事務所の先生が出してくれている工法なので、そのまま信じることにしています。

鋼管杭で地盤改良し、地中梁でより強固にする。となったら石橋の上を叩いて渡るような感じですね。

見積価格

最終的な見積もりといいますか、シート工法が採用できないことが確定したので当初通りの見積書をそのまま適用させることにしました。

アルファフォースパイル工法の95万円(税別)です。

見積を見たときは驚愕でしたが、アルファフォースパイル工法を調べていくうちに悪くない改良工事という理解も進みました。

先端に拡底翼がついており、くるくる回して地中に杭を入れるようです。その際に残土が発生しないコストメリットもあるようです。

更に撤去の際は、反対方向に回すことにより原状回復が容易なようです。

相場としても100万円を超えるケースも多く見受けられますし、この見積価格がある程度妥当なのかな?と思うに至りました。

高いことは確かですし、出費としては痛手ではありますが人間とは不思議なもので、時間が経過すること、理解が深まることによって納得するものですね・・・笑

 

新型コロナの影響は?

中国から発症し、瞬く間に全世界へと流行してしまった新型コロナウイルス。

鋼管杭などの材料が国産なのか、輸入なのか存じませんが計画通りに進むのか不安な毎日です。

世界経済も大打撃を受けていますので、一歩一歩着実に前へ進めることを願うばかりです・・・。

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