僕のおうち工房

設計事務所による注文住宅や、おうちのインテリア、メンテナンスなどを発信していきます。

工事遅延の報告と現場の進捗状況を受けました。

スポンサーリンク

勾配天井に天窓が設置

前回の記事(工期遅延?不安な日々 - 僕のおうち工房)で記載した通り、建築工事の履行遅延が確定しました。

遅れる期間は「一ヶ月」らしく、これ以上の工期が伸びないことを祈るばかりです。

ただ、数ヶ月遅延された。という方に比べたら、まだまだ優しい方かもしれませんね。

とりあえず私の大好きな天窓の写真を撮りつつ、打ち合わせは楽しんできました。

現場の状況

事前に建築家さんから契約書通りの工期は難しそう。という雰囲気は感じ取っていましたが、改めて伸びてしまった工程表を見るとションボリしてしまいます。

今住んでいる家賃が一ヶ月分増える、という金銭的な面もあるにはありますが、ようやく東京都23区の戸建てに住める・・・!!と思っていたのがお預けになってしまったのが残念です。

ですが、無理した工程で突貫工事になってしまうのは避けたいので一ヶ月の遅延は許容しなければなりませんね。

リビング

それでは、2020年9月下旬。

現場の進捗状況はどうなっているのでしょうか?

建築家で注文住宅 リビング工事中

お、おぉ・・・・!

この作業スピードはどのくらいのものなのか判断ができません・・・笑

2020年5月に着工、2020年6月中旬に上棟、2020年9月下旬でこの状況。

やはり建築家さんが設計し、監理もしてくださっている分だけあって、一つ一つの確認に時間がかかってしまうんでしょう。

ハウスメーカーであれば8月ぐらいに出来上がっていると思います。近くにハウスメーカーさんが建てられている工事現場があるのですが

着工は私たちより遅いのですが、もう完成していました。工期の違いが全然異なるというのは前々から分かっていたことではありますけどね。

にしても当初の計画では一ヶ月後には完成予定でしたから、何がどう手間取ってしまったのか素人にはよく分かりません。

基本は建築家さんの監理業務に頼りっぱなしです。

勾配天井の天窓

あまりネガティブな記事にしても自分自身つまらなくなるので、進んでいる状況を見て楽しむことにします。

2020年8月に天窓が設置された記事を起こしましたが、プラスターボード(PB)が綺麗に貼られていました。

(参考記事:現場打合せ。天窓(トップライト)の設置がされました - 僕のおうち工房

冒頭の写真が勾配天井の4つある天窓のうちの2つです。2階から吹き抜けを通して見上げる感じです。

天窓(トップライト)に賛否両論あることは重々承知ですが、デザイン・採光・通風の観点から非常に憧れていた設備なので非常に嬉しいです。

勾配天井の天窓 3階からの風景

こちらは3階からみた天窓(トップライト)です。階段が作られていないのでハシゴに怯えながら登っています 笑

3階は子供部屋なのですが、部屋の窓から天窓を眺められるようになっているので気持ちの良い空間になりそうです。

こういうアイデアを出すだけではなく、形として実現できる建築家さんの仕事振りには本当に感謝しかありません。

私のここ最近の記事は天窓が多くなってしますが、それだけ嬉しい気持ちの表れです 笑

妻はそこまで興奮しておらず「うん、そうだね。天窓だね。」って感じなので温度差にタジタジですが。

3階の子供部屋

狭小住宅なので、主寝室も含め子供部屋の面積はそこまで取れません。

勾配天井と子供部屋

ベッド・クローゼット・デスクが設置されるので床としての面積は非常に少ないです。

ただ、勾配天井ではありますが、十分なほどの天井高です。天井が高いと開放感が生まれて広く見えるというのは聞いたことがあります。

しかし、狭い空間で天井が高いと、より狭く感じる。という見え方もするようです。

私たち夫婦としては、狭い空間ですが十分な広さを感じたので良い方に働いたんだな。と感じています。

なお、リビングも子供部屋もプラスターボードがついただけで塗装がされていません。

ここに塗装がされたらどんな空間になるのかワクワクです。

窓の大きさ

設計図面ではあまり意識していなかったのですが、嬉しかった副産物として、窓が全て一回り大きく感じた。ということがあります。

今は古めの賃貸の集合住宅に住んでいますが窓が大きくて快適!と感じたことが正直なところありません。

ベランダに出る引き違い窓は当然ながら大きいわけですが、あまり開放的な印象を受けないんですよね・・・。これは戸建てマジックなのか、新築マジックなのか。

モデルルームでは「おぉ!なんて開放的な窓があるんでしょう!」と思うことは多かったですが建築条件が全く異なるので参考にはならないんですよね。

ウナギの寝床のような狭小地の中でここまで大きな窓を感じられるのは驚きでした。

これもやはり建築家さんの腕の見せ所なのかもしれません。

見せるところは見せ、引くところ引く。メリハリがしっかりとしているからこその感じ方なのかもしれません。

建売住宅のオープンハウスに行ったことがないので、実際のところはあまり分かりませんが・・・!

これからの動き

キッチンの制作がスタートしています。

それに合わせて念願のミーレの導入も着々を進んでいます。

当初は工務店さんにミーレの発注をお願いしていました。ネットで売られている価格と比べても高くはなく、こんなもんだろう。と思っていたのですが

建築家さんが施主支給ならもっと安くなるはず。と付き合いのある卸業者さんと連絡を取って下さり橋渡しをして下さりました。

ミーレの価格は見たこともないぐらいの破格の値段となり、建築家さんには感謝しかありません。

施主支給品も設計監理料(○○%)はかかるんですよね?と建築家さんに伺ったところ、「いえ、当事務所では施主支給品に設計監理料は頂かない方針です。」との回答が・・・!

仮に設計監理料が15%でミーレが40万円だとしたら、設計事務所としては6万円請求できる計算となります。

その利益を取らず、施主が有利な条件になるように施主支給をオススメしてくれる姿勢を見せられると、より信頼感が増します。

施主支給品でも、どのように設置するか等の調整があるのですから建築家さんの労力はかかるのですが、ここは甘えてしまおうと思います。

その他にも施主支給品は多く行っています。それは後々、記事に起こそうと思いますので暫くお待ちください。