準防火地域の注文住宅 窓の価格が高すぎる。で窓の値段の高さに頭を悩ませていたところですが、玄関ドアも恐ろしいほど高価格帯になっています。
準防火地域は本当にコスト高になってしまいますが、東京都23区を望んだ時点で覚悟しなければならない事由です。
玄関ドア
通常の玄関ドアであれば、様々なメーカーから商品が出ていますので選択肢は幅広いのですが、準防火地域ですと耐火性が求められることからラインナップは激減します。
大手メーカーで考えると、YKK ap・LIXILぐらいしか思いつきません。
LIXIL製品は本当に優秀で、多くの注文住宅で採用されている商品ですね。
メーカー別価格表
品名 | メーカー | 単価 |
---|---|---|
ヴェナート | YKK ap | 45万円 |
イノベスト | 56万円 | |
防火ドアG | 57万円 | |
ジエスタ | LIXIL | 42万円 |
DA防火戸 | 50万円 | |
エルムーブ2 | 53万円 |
簡単ではありますが、上表のとおりまとめてみました。
D2・D4や電子錠の違い等がありますが、安いラインナップでの比較となります。
より断熱性を求めたりスマートキータイプを選べば、それに応じて定価は上昇します。
一覧表のみで見るとLIXILの防火ドアがお買い求めやすくなっていますね。
防火窓のクオリティも非常に高かったですし、質への追求は流石と言ったところでしょう。
ですが、総じて40万円以上もするわけです・・・。
例えば普通のジエスタの定価は27万円なので約1.5倍の価格帯になります。
防火窓と比べれば良心的かもしれませんが、それでも準防火地域のコストアップは高いものですね。
Nドア
準防火地域の設備品の高さに驚いて、色々と事前に調べていたのですが
YKK ap・LIXILのどちらで見積を取るのかな?と待っていたところ、提示されたのがNドアという商品でした。
Nドアってなんぞ?と思っていましたが、建築士の中では名の知れた高品質のドアのようです。防火認定は米松の一種類のみが審査に通っています。
Nドアー(縦羽目戸) | 木製サッシのプロファイルウインドー
建築家の故・永田昌民さんが愛用して使用していたことから、Nドアという名称になったようです。
それほど愛されてきた商品を提供し続けているプロファイルウインドー社には好感を覚えます。
ただ、防火ドアとGoogleで検索してもほぼHITせず。実際に使用しているブログはないのかな?と思って調べても全くHITせず。
建築家の方のブログでは多少見かけますが、実際の使用されている一般の方の意見は見つけることが出来ませんでした。
そのため、定価も全く分からず怯えています 笑
※追記:見積価格が提示されました。記事→準防火地域の玄関ドア(Nドア)の見積結果は・・・。 – 僕のおうち工房)
また、大手メーカーの玄関ドアではスマートキーがオプションで付けられるケースが多いのですが、Nドアは難しそうな気がします。
キーケースを探さず、近づいてボタンを押すだけで開くシステムは革新的だと思うので、そこが一点の悩みではあります。
もしもNドアを採用できることになったら、後付け可能なキュリオロックで電子錠化にしてみようかな?とも考えています。
ソニーのグループ企業なので品質は確かだと思います。
高品質
プロファイルウインドーさんは木製サッシが有名で、木材に対する探究心は一級品だと思いますので品質は確かなのだと思います。
そもそも建築士の方がオススメする商品なのですから疑う余地はありませんね。
これから見積価格が徐々に工務店さんから出てくる予定ですので、防火ドアにはNドアを!と選択肢が広がる情報に繋がれば幸いです。
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